List issues

前のページでWorklife Balanceということに触れました。これは議論の尽きないテーマで、このテーマだけで独立したコラムが作れてしまうかもしれません。それはここではおいときましょう。でも、ここで言いたかったもう一つのことがあります。

  • これは職場だけに限ったことではありませんが、職場という環境でより頻繁に起こることです。はっきりとはしないが何かに「追われている」気がする、何か漠然と「不安」な気がする、何か漠然と「もやもや」とした焦りがある、などなどです。
  • 特に業務においてworkloadが高かったり、問題点が山積みになっていたり、大きなイベントが控えていたりするとそんな気持ちになることが少なくないのでは思います。
  • 常に頭の中を整理された状態にしておきたいあなたは一生懸命頭の中でグルグルと模索し整理しようとします。しかし考えれば考えるほど頭の中は堂々巡りを始め一向にらちがあきません。
  • こんな時には良い方法があります。それらを書き出してみるのです。PC上でリストにするのも良いでしょう。私の場合はじっくりとひとつひとつ「噛みしめたい」のでペンで紙に書いてゆきます。な〜んだ、そんなことと思われるかもしれません。でもこれは意外な効果があります。
  • 前ページのWorklife balanceが良い例です。頭の中にはPro workとPro lifeの二つの考え方が常に同居しています。頭の中だけで無理して整理しようとしても事態はおうおうにして混沌として整理されません。それを二つの考え方の立場から別々に書き出し、意図的に紙(スクリーン)上に列記することで意外と事態は思っていたほど複雑ではなく、数点の問題点に絞られることが分かります。
  • そうすると悶々としていたことが、それほど複雑怪奇な事態ではなくもっと単純な事であるということがはっきりと認識されます。そして焦点が定まってきます。
  • WorkでもLifeでも、どんなテーマでも効果があるのでぜひお試しあれ。さて、そろそろ外資の話題に戻らないといけませんね。